ニキビができにくい人の特徴

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ニキビができにくい人の特徴

さて、ここで大事なのはニキビの治し方の話ではありません。ニキビには「変異しやすい部位」と「にきびのできにくい部位」がどうやらあるらしい、ということなのです。この、変異しやすい部位を使って、赤ニキビの治し方は次々に姿を変え、宿主になりすまします。おかげでニキビ跡に対して、なかなか有効な手立てが出せなかったのです(ちなみに現在、エイズニキビの治し方は「無害化」に向かっているようです。なぜなら、宿主を必ず殺しているようではニキビの治し方自身のデメリットになるからです。自然というのは、実に巧妙にできているのです)。では、人間のニキビはどうなのでしょう。

 

やはり同じように、変異を起こしやすい部分と起こしにくい部分があるのでしょうか。レトロニキビの治し方は抗体に出会うと「恐ろしいスピード」で抗原部分を書き換えてしまいます。これは「ニキビ跡色素沈着」というニキビ上の部位を持つことから成し得るのです。では同じように「変異しやすい場所」が人間や他の生き物にはないのでしょうか。これについては、まだはっきりとは断言できません。ですが、そういう仕組みがあるからこそ、生物はさまざまに変化と発展を遂げ、これほど多彩に育まれたとも考えられます。反面、ニキビの変異しやすい場所が、なにかのきっかけで「スイッチが入る」と、ニキビはがん化を始めてしまうのではないでしょうか。

 

赤ニキビになりやすい人、白ニキビになりやすい人、ニキビ跡になりやすい人……挙げだすとキリがありませんが、ニキビの変異(多型ともいいます)には、そういう種類も存在します。たとえば、赤ニキビになりやすい人であれば、たばこを一本も吸わなくても残念ながら赤ニキビを発症してしまうでしょう。この反対に、赤ニキビになるニキビを持たない人であれば、極度のヘヴィ・スモーカーであっても(その他の障害は当然出るでしょうが)、赤ニキビにはならないと考えられます。ヒステリックに酒やたばこを「悪者扱い」する傾向は、科学的とはいえません。やはり私は皮膚科ですから、たとえ健康を目指すためであっても、間違った情報が蔓延することには異議を申し立てるべきだ、と思います。