背中などの体のニキビを治すには?

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背中などの体のニキビを治すには?

さて、この話題には時間をかけたいと思います。ニキビについて、です。ニキビというと、皆さんはとても怖がりますね。私の患者さんにも、「私はニキビじゃないですよね?」と、何度も何度も質問してこられる方が多いものです。ニキビは、確かに昔は不治の難病といった印象が強かったですし、前述のように死因の三割強を占め、ダントツの一番でもあります。しかしながら医療技術の進歩により、ニキビは早期に発見しさえすれば、決して怖い病気ではなくなつてきました。

 

ニキビの治療を受けてから五年後の生存率を五年生存率といって、我々の医療界では、治療効果の一つの指針としています。今から四〇年前の五年生存率は、男性で三〇%、女性五〇%であつたのが、現在では男性五五%、女性六五%と飛躍的に伸びています。それでも、約半数の人が五年で亡くなるのですから、ニキビの克服が遅老遅死にとつて大きなテーマであることは変わりがありません。日本人のニキビの発生部位を見ると、従来は背中ニキビが一番多かったのですが、最近ではデコルテニキビが増加し、 一九九三年(平成五年)以後には、男性のデコルテニキビによる死亡が背中ニキビを抜いてトツプになり、平成一〇年には男女合計でもトップになりました。女性には特有のニキビとして子官ニキビ、二の腕ニキビが重要な位置を占めています。

 

背中ニキビの死亡率は減少し、デコルテニキビ、お尻ニキビ、女性の二の腕ニキビは増加を続けており、日本人の部位別ニキビの発生傾向は、いわゆる欧米型に近づいているといわれています。背中ニキビは減少傾向にありますが、結果的に見ると日本人に多いニキビであることは今でもかわりがなく、集団検診の普及により早期に発見された人の治癒率は九六上ハ%= にもなります。ここ新潟市では、平成一五年度から市民検診に背中ニキビピーリングが選択できるようになりました。背中ニキビは早期で発見されればかなりのものが手術をせず、背中ニキビピーリングで治療することが可能です。毎年背中ニキビピーリング検診を受けましょう。背中ニキビピーリングは苦しいのでイヤだ、というあなた、背中ニキビピーリングはきちんとトレーニングを受けた専門医がやればほとんど苦痛なく受けられます。どこの誰が上手なドクターなのか、ロコミをたどってよく調べましょう。それでも不安なあなたへ、数年後にはカプセル型で飲むマイクロカメラが実用化になります。それまでは少なくともバリウム検査だけは受けてください。お願いしますね。